GC-15 自然保護員 サイドス


あまりに個性的な風貌
時代に逆行した素朴な可動
こんなナリなのに実は 武道の達人 で 偉大なるお師匠様
と魅力的な要素を兼ね備え

一部でカルト的な人気を誇るサイドス先生をご紹介




寸詰まりで非常に可愛らしいですね。
変形モチーフは(まぁ見りゃ分かると思いますが)
サイです。

サイ
だからサイドスです
なんて高度なネーミングでしょう!
あまりに高度すぎてボクには理解できません。



この形態だと基本的な所は大体可動します。
付け根だけでなく膝も動きます。



後頭部にあるチップスロット
付属品のフォースチップを挿入する事で



イグニッション!
「ブラッディホーン」
発動

可愛らしいナリして武器は超★物騒なネーミングです。
勢い良く予想外の長さまで伸びてくるので
現物を触るとビックリします。

よーくいじると分かりますが
なんと腕の回転軸の内部を貫通して
胴体側にギミックが収納されてるんですねー
(同シリーズのスタースクリームと同じ構造ですな)

地味にスゲェやサイドス先生


それでは変形開始



尻の皮を引き出し
サイの頭にある右腕を展開
サイの足の基部を下に引き出します



その後
四本の足を下方向へ移動させ…



張り合わせるような形で結合します。



尻の皮の尻尾を畳んで巨大クローっぽい状態に。
サイドス先生のくせにちょっとカッコイイなんて生意気だ



そして顔を開いて完成
いやぁ見事なまでに見たまんまの変形ですね。

素晴らしい



左右非対称で寸詰まりなボディ
サイの生首からチョロッと生えた半開きの手
不釣合いな巨大クロー
なんと個性的なデザインでしょう。

後ろから見ると
縦に引き伸ばされたサイ
にしか見えません。

もはやカッコ良さとか精密感とかどうでもいい次元にまで達してるのに
体表に施された細かいモールドで
一生懸命精密感をアピールしてるのもステキです。

あぁもう大好き




変形機構が特殊なせいもあるのでしょうが
可動はなんだか素朴な感じです。
フリーポーザブルが当たり前のこのご時世なのに
首は完全固定
膝すら一切動きません。
(サイの時の関節は生きているのであらぬ方向に曲げる事は可能ですが)
上腕・太腿の横ロールなんて夢のまた夢です。

それでも手元にあるとついついイジってしまうのがサイドス先生の魔力



基本的に見たままの変形なので
当然肩の「ブラッディホーン」発動ギミックも生きています。

ただ首は回らない腰も捻れない素朴可動なので
カッコ良く構えて見せるなんてのは不可能です。



サイ状態で右腕だけ出したら

誰か食った後

みたいで怖い