「サントリーコーヒーボス オリジナルフィギュア」

2008年8月26日よりコンビニ限定で販売された
初代トランスフォーマーを題材としたミニフィギュアのオマケ付きレインボーマウンテンです。
(当然ながら我々の世界ではボスの方がオマケ扱いですが)



一缶と二缶セットの二種類の商品が発売されましたが
今回ご紹介しますのは一缶セットです



一缶セットには非変形の塗装済みゴム人形が入っています
最近ハヤリの今風アレンジなんてモノは一切無く
ひたすら当時のデザイン画に忠実な
良くも悪くも素朴な造形となっております。
適度な造形のユルさと適度なヘボ塗装も相まって
まるで初代の海外作画回のごとき味わい深い一品です。

まぁ客観的に見たらただのユルい出来のゴム人形 なんですが。

ちなみに両陣営合わせて全十種類。




比較的小サイズのRMと比較してもこのサイズ差
チッチャーイ



まずは赤いマークの外道軍隊からご紹介
左から
バンブル
アイアンハイド
ホイルジャック
コンボイ

ホイルジャック→ラチェットだったら実写版のメンツだったのに。
惜しい



頭部アップ
他のキャラはユルいなりにちゃんと判別できる顔ですが
コンボイ司令官(一番右)は顔潰れてとんでもない事になってますね



猪突猛進・頼れぬリーダー
コンボイ司令官
(原語名・オプティマスプライム)

プロポーションバランスは全体的に設定画に忠実です
しかし手持ち武器は省略。
元々色分けの分かり易いキャラなので塗装貧乏でも割とそれなりに見えます。



国内設定では副官
マイスター
(原語名・ジャズ)

腕も下半身も未塗装の真っ黒でちょっと見栄え悪いです。
こういう時、元々の色分けが細かい奴は損ですね。

2007年夏の実写映画では
メガトロンが引きちぎるのにちょうど良いサイズ
という理由でオートボット唯一の戦死者になったとか。
合掌



マッドサイエンティスト
ホイルジャック

設定画のガニマタ姿勢をしっかり再現。
科学者のくせにそこら辺の戦闘要員よりガタイ良くて強そうです。



本編におけるマスコット的存在
バンブル
(原語名・バンブルビー)

カラーリング再現は良好
設定画のちょっと不安になる棒っぷりも律儀に再現。
やたら縦長いです。

実写映画では仲間達を差し置いて主役級の扱いでしたね



本編における実質的なサブリーダー
アイアンハイド

彼も元々の色分けが少ないので
割とそれっぽく見えます。

「いつになったらあのクソッタレどもに総攻撃を仕掛けるんです!?」
「引き摺り下ろして細切れにしてやる!」
「デストロンの奴らを今日こそクズ鉄に変えてやろうぜ!」

と正義の味方にあるまじき物騒発言を繰り返す超問題人物。
実写映画版でもフリーダムなお人でした。



続きまして紫マークのチンピラ軍団をご紹介
左から
サウンドウェーブ
アストロトレイン
スタースクリーム
レーザーウェーブ
メガトロン



こちらも顔アップ
レーザーウェーブの すごい 存在感



チンピラ軍団の総大将
メガトロン

頭部が未塗装&挿し色の赤が省略されており
なんだか寂しい印象です。
デザイン上省略し辛いおかげか
武器の融合カノン砲がちゃんと付属しているのが嬉しいです。



裏切る部下の筆頭
スタースクリーム

細かな塗装はかなり省略されていますが
特徴的なカラーリングがそれなりに再現されているので
割とイメージ通りの外見ですね。
こちらも武器アリ。



お前が居なくなったら軍団立ち行かない
サウンドウェーブ

造形は可も無く不可も無くな感じですが
色がちょっとイメージと違う感じです。
肩の武器の方は再現されているのに
手持ち武器の方が省略なのでちょっと中途半端な印象。




お留守番担当
レーザーウェーブ
(原語名・ショックウェーブ)

元々の色数が少ないので塗装が少なくても割とそれっぽく見えます。
他と比べてボリュームもあり割と満足度の高い品かと。
武器(=手首)を省略したらとんでもない事になっちゃうので
当然ながら武器もちゃんと造形。

アメコミでは冷徹な反逆キャラ ですが
TV版では特にそんな事は無く
ひたすら淡々と仕事をこなす寡黙なリーマン



みんなの便利な足
アストロトレイン

こちらも割と無難な再現度かと。

普段は仲間と似たようなサイズなのに
変形のドサクサに紛れて
仲間全員を収納できるサイズ まで巨大化する
大きさの概念捨て去り放題な人



巨銃兵士ギルトール!

上半身と下半身が分離可能なので
入れ替えも可能です。
正直入れ替えてもあんま面白みは無いですけど。



とりあえず



お約束のコント。



ヒィィ!!
暴れサイ!



ウァターック!!



ムシャムシャ



ハイ!!
パペットマペット!!



ヒィィ!!
暴れ馬!




モノが小さいので
何かの巨大感を演出する小道具としてはとてもよいモノだと思います。
特に基地ロボの類と絡ませたら素晴らしい親和性を発揮するのではないかと。



左の赤い人「ヨシ!!イイカンガエガアル!!」
右の赤い人「ソリャイイ!!ゼンインヴッコロシテヤリヤショウゼ!!」
真ん中の人「(モウヤダコノショクバ…)」